0

サルトリイバラ喫茶室の「お飲物」

LINEで送る
Pocket

 

今日は仕込みを一通り済ませ

ゆるっと店を開け本当にゆるっとご来店があった。

 

最初のご注文は嬉野の作り手、太田さんの桂花紅茶であった。

金木犀(きんもくせい)の花と紅茶の香りが溶け合った

甘い甘い香りが立ち上る。

 

花をいただき茶菓子をいただき道具をいただき、

HPやデザインの協力をいただき、

なによりみなさまのお心遣いに心からありがとうと何度も思う。

 

これからがスタートで

店についてやるべきことは山積している。

 

その中で当店のお茶について

またお茶を含めて飲み物についても

少しずつ紹介していきたいと思う。

 

ざっくりというと当店の紅茶とハーブとほとんどの酒は

・栽培に農薬を使用していない国内のもの

・単一品種もしくは作り手(作っている農家さん)のオリジナルのものであること

そして

・作り手がそれらを作ることに意識的であること

・ひどく高くはなく良質であり、日本のこういうのいいなと思っていただけるようなもの

 

「そして」以降は

主観的価値や基準が大きく関与する部分ではあるが

店に置くもの、提供したいものを決める上で

要となっている部分でもある。

 

私が尊敬するお茶に精通した御夫婦がいて

ご婦人がお茶を語る際に「日常茶」を強調されていたのが印象的だった。

 

外食がちょっとした「非日常」であるならば

当店で過ごす時間と飲み物が

訪れる方にとって「非日常の日常」のような

静かな良き化学反応をおこせたら、、と思っている。

image1 img_9342

LINEで送る
Pocket