今日は頂戴物の五郎島金時の焼き芋(既に焼き芋で真空パックになっている)に、ほっこりと優しい風味のあさつゆという品種で作られた愛知県豊橋の紅茶を合わせた。
この紅茶は秋摘みの手摘み。
仕上がってから寝かせておくと、しっとりと柔らかなミルクにも似た甘味と丸みを醸し出す。
五郎島金時は加賀野菜であり、高系14号というサツマイモの系統(選抜)で、ホクホクとした食感に甘味の強い品種。
鳴門金時芋や阪出金時芋とも同じ系統なので、きめの細かさは似たところもあるが、どれも食感も色も風味も全然違う。
品種というのは面白い。
お茶、ハーブ、野菜、果物。
同じ系統(由来)のものが異なる土地で人の手を借りながら、季節の巡りとともにゆっくりと独自の風味と特徴を醸し出していく。
つい少し前までは、そうやって偶然と必然を繰り返し土地(環境)に根付いた種や苗が作り出されていた。
それが多様性であり彩なのではないかと思う。
何かを口にする時、その由来について少し思いを巡らせてみる。
じゃあ他には?と広がっていく。
あれこれ探ってみるのも案外面白いですよ、という軽いご提案までに。
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