都内は雪が降って久々に冬らしい寒さ。
冷え性の店主でも、この吐く息白い寒さを喜んでしまいそうになる今冬の暖かさに、異常気象という言葉が絶えず頭をよぎる。
今日は茨城の干し芋を軽く炙ったものに、同じ茨城の猿島で作られてたやぶきた実生(実生:挿木ではなく、種から成長したもの)の春摘み紅茶を合わせた。
紅はるかという品種のさつま芋から作られた、ねっとり甘い干し芋、芳ばしい蜜柑を想起させる甘香に、穏やかで淡い上品な旨味のある透明感のある紅茶。
ほっこりとした中にフレッシュな風味が入り混じる紅茶が、炙った芋の芳ばしく甘い風味とぴたりと調和する。
フレッシュさと温かみを同時に堪能できるお茶である。
黄金色の芋に黄金色の紅茶。
種から育ち、土地に根差した茶樹。
育った環境をその風味に反映させながら、これからどんな風味を作っていき、作り手はそれをどんなお茶に仕立てるのだろうか。
まずはお客様に、今ある風味をひっそりとご堪能いただきつつ、来る春を待つことにしよう。
当店ではさつま芋を使ったおやつもご提供中。
各地の国産紅茶をほっこりひっそりご堪能下さいませ。
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