雪が降り、寒さ厳しい今日の関東。
新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年明けは七草粥ではありませんが、七草のひとつである菘(すずな。蕪のことです。)を使った、お腹に優しいスープをご用意いたしました。
茨城県産の無農薬無化学肥料の、しっかりと身の締まった赤蕪を使用し、程よく優しい印象の桃色のスープに仕上がりました。
薬膳においては、蕪は停滞し上逆した気を降ろし、吐き気やげっぷを緩和し、脾胃を温め消化を助けると言われています。
ちなみに、薬膳とは珍しい生薬を使うことではなく、なるべく自身の暮らす土地で、季節ごとに自然な形で育てられ収穫された食物を使った「身土不二」が基本であり、それらを中医学の理論に基づき適切に調理(施膳)した美味しい料理のことである、と薬膳を学ぶ際に教わりました。
基本に立ち返り、今年もまた新たな気持ちで営んでいこうと思っています。
正月休み、おうちでつい食べ過ぎてしまい、お腹を酷使してしまった際におすすめです。
たくさん入荷したので、しばらくは蕪のスープをご提供予定です。
お腹を整えて、今年も当店で国産の紅茶やハーブをお楽しみいただけますと幸いです。
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