今年の梅雨は長いらしい。
新茶を待ちつつ、今日は久々に当店でご提供しているスープのご紹介でも。
今回は尾瀬の郷片品村の舞茸を使ったポタージュ。
かつては見つけた人が舞い上がるほど喜んだという、幻のきのこと言われた舞茸も、今ではスーパーで簡単に手に入る食材のひとつ。
薬膳では舞茸の性は微温、気を補い五臓を補強すると言われ、気力体力がなく、むくみやだるさを感じやすい時期にもよいだろう。
舞茸の風味をしっかりと感じていただけるように、半日干して玉ねぎとともにじっくり炒め、余分な水分を飛ばす。
玉ねぎは、胃腸の働きを高めて気の巡りを助けると言われている。
その他、胃腸を労り、温め、気を補う食材を加えて仕立てた。
体内の余分な湿を排出する手助けとなるように。
湿により、気持ちも体もだるくなりがちな季節、当店のスープで気を補い、体の余分な湿を排出し、国産紅茶でほっとリラックスしていただけますと幸いです。
※当店をご利用の際は、当店の階段登り口あるいは扉に貼っている、コロナウイルス感染対策の注意書きを必ずご一読いただき、ご納得された上でご入店ください。
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