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「サルトリイバラ喫茶室」的 反則的調和

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コロナウィルス対策に換気をすると、花粉が入ってくる。

一体エントロピーは増大しているのか。

今日は長崎のお菓子、一口香(いっこっこう)に長崎の対馬で作られているべにふうきという品種を使った手摘みの春摘み紅茶を合わせた。

一口香は空洞化した中に、黒糖や蜂蜜、水飴の飴が薄く張り付いたような、ムニッとした食感が癖になる長崎銘菓で、中がしっかり空洞のものもあれば、薄く隙間が空いた程度のものもあるが、どのタイプにも飴にほんのりと生姜が効かせてある。

合わせた対馬の作り手の紅茶は、しっかりと深みのあるべにふうきの風味特性が出ているが、春芽の手摘みらしい丸みがあり、最初メントールに似たすんとしたミントやタイムなどのハーブような香りが、次にとろみのある茶液から蜂蜜のような甘香が口に広がる。

飲みごたえがあるが重過ぎず、お茶だけでももちろん少し重たい菓子に合わせても口の中をすっきりと洗い流してくれる。

生姜の効いたお菓子との相性は言うまでもない。

生姜というスパイスは反則的なほどに紅茶と相性がよい。

しっかりとした主張はあるのに、風味の調和調整役として絶大な効力を発揮する。

生姜紅茶という紅茶に乾燥させた生姜(乾姜)の入った商品もよく見かけるが、紅茶に生姜風味のお菓子を合わせても、お菓子と紅茶互いの風味を良好に繋いでくれる。

ずるいぞ生姜。

ちなみに冷え性さんは生の生姜ではなく乾燥したもの(乾姜)を。

また、過ぎたるは及ばざるが如しで、摂り過ぎにはご注意を。

アレルギーを助長してしまうこともあるようなので、何でもそうだが体の声を聞きながらほどほどが一番だろう。

当店のお食事にも、生姜をほんのりちょこちょこ効かせております。

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