祝日に丸一日遅い時間まで
テキパキと慣れた手つきで費やしてくれた助っ人は
私と宮崎県内海の素晴らしい香を放つハーブを繋いでくれた人でもある。
現在目標にしている作業の７割の進行状況であり、
オープンは早くて26日、おそくとも28日かと思っている。
気づけば冬将軍もやってきた。
とっぴんしゃん抜けたら、
どんどこしょ
相も変わらず作業に応じてゆるりと開けることになるであろう。
国産紅茶に国産ハーブ、
ついでに良酒を少々の喫茶店。
嗜好品と言われる茶の取り柄は如何にと問われたら・・
成分的な説明は他の方や専門書にお任せすることにしよう。
ただ、もしそれを問われたら
それは好く体を開く手助けとなるだろう
とお答えしよう。
淡く立ち上る甘い紅茶の香り
ただゆっくりとそれを吸い込む
ただゆっくりとそれをすする
ただゆっくりとそれを味わう。
おのずと呼吸は深くなる。
眠りから覚めた体が
作業に夢中になって呼吸の浅くなった体が
日々のできごとに息の詰まった体が
「気滞」（きがとどこおる）の生じた体が
冷めた体が
ゆっくりとゆっくりと開く
ちなみに良酒をちょっぴり呑めば
硬直した体もほどよく緩まろう。
当店において形式ばった作法や知識は無用。
日常の喧騒からしばし離れ
ただゆっくりと静かに味わっていただければ
ただただ嬉しい。
茶に合うご飯も準備して。
